コケの本気

 こんばんは!

 最近、南浜湿原で気になる植物があります。

 それはコケです。

 利尻島の南側にある南浜湿原は、地表部分がミズゴケというコケに覆われています。このミズゴケ、自分の体積の6倍の水を含むことができる、まるでスポンジのような植物なのです。このミズゴケのおかげで南浜湿原は常に潤い、お肌プルプル状態になっているので、ミズバショウなどの水辺で咲くお花がピンピンしているわけです。


 そんなミズゴケを今日観察していると、別のコケが見つかりました。

 それがこちら。

 虫みたいに見えますが、モウセンゴケといいます。


 そう、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、食虫植物です!虫を食べる植物です!


 このモウセンゴケ、ニョキニョキと伸びた触手の先から虫をおびき寄せる甘いにおいの粘液を分泌して虫をおびき寄せます。そんな匂いに誘われてやってきたハエなどの虫は、粘液に足を取られ身動きが取れなくなります。

 すると、粘液がどんどん虫の体内に侵食し、虫は息絶えてしまいます。息絶えてしまった後、モウセンゴケは虫からゆっくりと栄養を吸収していくのです。

 そんなモウセンゴケ、今日見つけたものはまだ直径2mmくらい、非常に小さいものでしたので、このモウセンゴケの上をアリが悠々と歩いていました。南浜湿原にはこんな面白い植物も生えてるんですねー。

 ちなみにモウセンゴケも夏になると白い小さな花をつけます。意外ですよね?

しっかり花をつけるモウセンゴケ、厳密にはコケの仲間ではなくて、周りでお花を咲かせている植物と同じ仲間なんですねー


 ということで、当ガイドクラブは「はな」ガイドクラブですが、コケなんかも紹介していきますよー!!!


BY しまもん

利尻はなガイドクラブ 公式ブログ

利尻はなガイドクラブの公式ブログです。 利尻島に咲いているお花やトレッキングツアーの様子等をご覧ください。

0コメント

  • 1000 / 1000